昭和33年創業
まごころ込めた和菓子創り
こだわりの食材
水
話題の活水器、ピュアエースを使った天然の清水に限りなく近い水です。おいしく、安全でミネラルもたっぷり。素材の良さと自然のうまみを 最高にいかしています。
小豆
赤飯にはあずきの王様「丹波大納言小豆」。つぶあんには 「十勝大粒小豆」。こしあんには「北海道産『しゅまり』を使用しています。
黒大豆
最高峰の丹波産丹波黒大豆を使用しています。黒大豆の風格ある味わいが菓子の仕上がりに深みを与えます。
きな粉
選された国産黒大豆を独特の熱風焙煎でじっくりと煎り上げ、丹念に焼き上げた逸品『黒大豆きな粉』、国産上質白目大豆と北海道産丸大豆を配合し丁寧に皮をむいて煎り上げた 『皮むききな粉』の2種を使用しています。
よもぎ
ほろ苦い風味と香りがたまらないよもぎ。毎年春になると京都、滋賀の山に新芽のみを摘みに行きます。
小麦粉、米粉、もち粉、上用粉、浮粉
味わいだけでなく、安心して召し上がっていただけるように国産を使用しています。
砂糖
氷砂糖に近い純度の高い鬼ザラ(特ザラ糖)を使用しています。 グラニュー糖・黒糖・上白糖等を商品に応じて使い分けています。
糯米あめ
身体にやさしく、上品でまろやかな甘味の極上品です。
純粋はちみつ
何も入っていない、まろやかな風味で栄養たっぷりです。
和三盆糖
手作りで独自の風味を持ち、口溶けもよく、
ミネラルも多く含んでいる極上の砂糖。
橘
第11代垂仁天皇が田道間守(たじまもり)に命じて不老長寿の霊菓をお求めになり、
田道間守公は常世の国に渡り十余年辛苦の末「非時香菓」(ときじくのかぐのこのみ)すなわち橘を持ち帰るが、
その前年、垂仁天皇は崩御されており田道間守公は落胆悲涙しその陵に橘を捧げて、
自ら命を絶ったのが西暦71年と言われています
その橘を日本で最初に植えたのが、和歌山県の橘本神社の旧社地の六本樹の丘です
その橘の子である橘が当店が特別にお分けいただいている天然記念物指定の大変貴重な橘です
橘は、その後
改良に改良を加えられてできたのが現在のみかんで日本の柑橘類の原種とされ、辞書には菓=果としコノミと読む
上代の菓子とは『古能美』(このみ)または、『久多毛能』(くだもの)であった。
日本書紀の一書に「菓時以菓祭之」とある通り草木の果実そのままを供麒または、間食としたと思われる。
また、「書紀」には{橘は菓子の長上にして人の好む所なり}とあり、上代の書にいう「菓子」とは後世の「水菓子」
つまり果物のことであり「菓子」なる語は、果物に由来する果子=菓子とされ菓子の語源になったものといわれ、
最初の菓子とされている
当地域の氏神様の伝承では、754年の8月に風雨が止まず困っていた所、八幡宮のお告げにより、
川上から櫛筒と橘を流し、とどまった所を祝い祀れば水難を避けられるといわれ現在の場所に建立され、
その話しを聞いた孝謙天皇が東大寺の八幡宮を若宮と仰ぎ祀り、橘を御神木に定められたこの土地を
『渋川郡賀美の郷橘嶋』と言われ日本書紀にも名がある。
一般的には
右近の橘
と言われ
ひな祭りにも使われたり文化勲章のマークや500円玉の柄にも使われ、日本人にとっても馴染みが深い植物で
当時の貴重さがわかるもので、
竹取物語の中で、かぐや姫の求婚の際の条件の中に橘を持って来るというものがあるらしい